私が初めて外国人と交際したのは韓国人の女性でした。言葉や文化といった様々な違い、色々な感情や思いやりを外国人と交際することで本当に沢山得ることが出来ました。そんな韓国人の彼女との思い出を書いていきたいと思います。

韓国人 女性 体験談

 

韓国人との最初のやり取り

私が彼女と出会ったのは、大学3年生の時でした。きっかけは、友人が韓国へ交換留学する時に、こちら日本へ留学してくる学生の面倒を見てくれないかというお願いでした。

ただ単純に、「車を出して日本での最初の買い物を手伝ってくれ」「彼女は英語も出来るから」と適当なお願いをされました。私は当時英語が得意なこともあり、外国人留学生と接点を持ちたくて、きっかけを探していましたので、二つ返事でOKを出しました。

彼女との最初のやり取りは、まだ彼女が韓国に居る時、日本に来る前1週間前位にメールで行いました。私は韓国語が出来ないので、もちろん英語です。

「何月何日に日本に行くので、よろしく」「当日ケータイに電話します」と、事務的な内容で、特に表情がわかる画像を見たわけでもなく、ただアポイントをとっただけという感じです。

 

韓国人との出会い

約束の「買い物」の日、私のケータイがなりました。「HELLO?」彼女が言うので、「ヨボセヨ(もしもし)?アニョハセヨ(こんにちは)?」と返してあげました。挨拶は相手の母国語で、これは基本です。

大学の正門当たりにいるというので、車に乗り向かいました。甘い期待などしていませんでしたが、正直彼女の顔も知らないので、ドキドキでした。

大学に着くと、それらしい女性が2人、男性が1人いました。「~さんですか?」と彼女が日本語で聞くので、「はい、そうです、こんにちは」と最初の実際の挨拶は日本語でした。自己紹介は、3人とも英語でしてくれました。後にわかるのですが、彼女達は私が韓国語が全く出来ないので英語にしてくれたようです。

そんなこんなで、3人を車に乗せ、食料やら身の回りのものなど生活必需品を買いに、大型デパートへ連れて行きました。外国人と初めて接する時は、自分がバスガイドになったつもりでいると楽かもしれません。

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交際に発展

出会いの翌日、彼女から食事のお誘いがありました。二人だけではありませんでしたが、運転のお礼にと、韓国の料理やお酒を振舞ってくれました。

今でこそ好きですが、当時の私は「キムチと焼酎」が苦手でした。しかし、本場のものを持ってきてくれた彼女のキムチと焼酎は、本当に美味しかったです。やはり、本場のものは違います。後に韓国へいくことになりますが、やはり、名産はその土地で作られたものが一番美味しいとわかりました。

食事をしていて気づいた食事の作法があります。彼女達韓国人は、茶碗を持って食べません、また汁物(チゲ、味噌汁)をスプーンで食べます。「はさみ箸(食べ物を箸から箸で渡す)」を普通にします。非難するわけではありませんでしたが、日本ではよくないよと教えると、彼女達は非常に感心していました。

「もっと日本語も色々教えてください」と、彼女が言ってくれました。”Of course”英語で答えましたが、彼女の日本語は実はかなり堪能で、英語は補助的に使う程度で十分でした。

その日からほぼ毎日電話をするようになり、たわいもない会話をするようになりました。出会いから1ヶ月もたたない頃、彼女を自宅へ招待しました。一緒にお酒を飲もうということ名目でしたが、お互い既に好意は持っていたと思います。お酒も進んでいい気分になった頃、雰囲気もよく、どちらからともなくキスをしました。「いいのかな」と思っていたのは間違いありません。なぜなら、韓国人女性は、「非常にカタイ」という先入観があったからです。

しかしながら、恋愛感情は国籍など関係なく、理性も人種も問わず生まれるのです。こうして私達は付き合うことになりました。

 

交際のルール

めでたく交際を始めた私達ですが、唯一無二のルールがありました。「二人だけでいる時は、日本語と英語で話す」これは私が提案したことですが、彼女は日本へ日本語や日本文化を学びに来ているのだから、出来るだけ多くのことを知ってほしいし私も教えたかったのです。

特に、日本語はネイティブ並に上手になってほしいという思いがありました。後に後悔しますが、「韓国語の日」も作っておけばよかったと…。

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普通のデートと普通じゃないデート

二人のデートは、これといって日本人とするものとなんら変わりはありません。ショッピングモールに買い物に行ったり、食事は居酒屋に入ったりファミレスに行ったり、なるべく和のお店を選んだりするようにしましたが、特に決まりはありませんでした。

唯一よかったと思うのは、彼女が日本酒を好きになってくれたことです。私も好きだったので、色んなものを試しました。逆に、日本にある韓国料理屋にもよく行きました。私は唐辛子系の辛いものは苦手でしたが、なぜか好きになっていきました。愛情は味覚をも変えると学んだ気がします。

ちょっと変わったことといえば、アカスリです。韓国ではメジャーなアカスリですが、私にはなじみがありませんでした。もちろん風呂で一人でするものですが、二人は恋人同士、自分の風呂場はもちろん、温泉旅行に行った際は貸切風呂で一緒にアカスリをしました。

「恥ずかしくないのか?韓国人同士のカップルは普通なのか?」と聞いたことがありますが、普通ではないそうです。私たち独特のデート、というか愛情表現だったようです。

尊重すべきことと注意すべきこと

言わずもがな、彼女の国の文化や習慣を「馬鹿に」したり「否定」してはいけないと思っていました。ただ、「疑問をぶつける」ことはいいことだと思います。言葉はもちろん、文化の違いを語り合うことは面白いものです。新しい発見があるからです。

交際交流は当たり前ですが、お互いを尊重しないと何も生まれません。質問しあうことで、より仲が深まります。もしかしたら、日本人同士よりも、外国人と交際したほうがより親密になれるかもしれません。探究心のある方、私もそうですが好奇心のある方は、外国人との交際に向いているかもしれません。

言葉は事前におぼえる必要はありません。全身でコミュニケーションがとれるようになりますよ。機会があれば、是非。