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嫁姑問題は、いつの時代も、どこの国でも起こりえるようです。特に韓国の場合、日本以上に人と人との距離が近く、全く知らない間柄でも話しかけられたり、説教されたり、何か教えられたりすることも多くあり、そんなお国柄ですから、姑は家族である嫁に対し日本以上に干渉をしてくるケースが少なくありません。

もちろん、嫁や息子を一人の人格として、一人間として尊重し、適当な距離を保って接するよう努力する姑もたくさんいると思いますが、一方で、結婚した息子を未だに子供として扱い、息子夫婦に干渉するあまり嫁との間に葛藤を生じさせてしまう姑が多いのも事実です。

また、嫁姑間の葛藤の狭間で板ばさみになる息子が、夫としての役割をうまく果たすことができずに、嫁姑の争いが結局夫婦の問題にまで発展するのもよくあることです。

我が家の場合、姑は田舎で舅と義弟と三人で暮らしていらっしゃるのですが、毎年梅のなる季節にペットボトルに10本分の梅シロップを漬け、それをたくさん分けてくれます。ところが問題は、我が家ではそれをあまり食べません。

もちろん体にいいことは百も承知なのですが、コーヒーをよく飲む我が家では、わざわざ梅シロップを水で割って飲んだりできないのが現状で、梅シロップの出番といえば、料理のときに砂糖の代わりに少し入れるくらい。その上今年は、近所で親しくしているおばちゃんにも梅シロップをペットボトル2本分頂いてしまいました。

それでこの夏休み、夫の実家に帰省したとき、帰り際にいつものように梅シロップを大量に持たせてくれようとした姑に事情を話して丁重にお断りしたところ、姑は一気に気を悪くして、私がおいしくいれて家族に飲ませないから消費できないのだとでも言わんばかりに、「うちの息子はトマトと梅シロップをミキサーにかけてジュースにしてやるとよく飲むのに、なぜそうしないんだ」と怒るのです。

私の姑はいつもそんな感じです。個々人の考え方の違いや事情の違いを知ろうとしたり、理解したりするというよりは、一方的に自分の考えを押し付けてき、そのたびに私も気分の悪い思いをしてきました。

韓国は日本と違い、良くも悪くも人と人との距離が近い国で日本人から見ると、プライバシーの侵害と感じられることが多々あり、様々な面で干渉されているという感覚を強く受けます。この前もテレビで見たのですが、イギリス人の婿が外出中に、彼の部屋を同居の韓国人義母が掃除して、帰宅したイギリス人婿は強いカルチャーショックと不快感を示していました。

また一方で、韓国人家族から見ると、日本人の私の少し距離を置いた言葉や考え方がなんだか他人行儀で寂しく感じられたりもするようです。

人と人とが近い韓国ですから、それを文化の違いとして認識し、カルチャーショックを感じる時には客観的にとらえてそれを乗り越え、同時に文化の違いの為に生じる人間関係の溝を、積極的に改善していく努力が必要です。そしてその努力が幸せな結婚生活への近道だと思います。

(大韓民国在住 33歳女性 平和の架け橋になる!)さんより