韓国人と結婚された後、ずっと言語がストレスだったという(大韓民国在住 女性 架け橋)さんより、体験談をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

国際結婚子供

韓国人の夫と私が出会ったのは10年前、知人の紹介を通じて。夫はかっこよく、何よりも目がとてもきれいで私はその目に一目ぼれした。心の中で思わず、『神様!いいんですか!?』と思ってしまったほどだ。

一度も男の人と付き合ったことがなく、どう接していいか分からなかった私に、夫は最初から素直に嬉しそうに、そして恥ずかしそうに私に好意を表現してくれ。自分に自信のない私も、そんな彼の正直な表情を見て安心し、嬉しかった。

出会った当時はお互い言葉が通じずに、紹介してくれた知人を通して会話をしたり、語学本を一緒に見ながら意思疎通を図った。言葉は何一つ通じなくても、どきどきしている互いの気持ち、もっと通じ合いたい、もっと知りたいと思う気持ちは肌身に感じられた。

夫は韓国、私は日本。遠距離恋愛中は主に電話でやり取りし、手紙も時々書いた。夫からも返事は来るけれど、解読するのが大変だった。電話での会話も、実はほとんどが分からなかったけれど、夫の優しい声を聞いているだけで幸せだった。

男の人から電話が来るというだけでどきどきした。『分かりません。』を多発する私だったが、夫はめげずに週に二回ぐらい、電話をかけてくれていた。

四年の遠距離恋愛の末、とうとう結婚したのが六年前。私の韓国語力は結婚して韓国に来てからついたものだと思う。結婚当時は新しい環境に適応するためのストレス、周囲に溢れる言葉、文字、全てが韓国語であるストレスと、実家を離れた寂しさからよく泣いていた。

結婚して2週間の頃が、山場だった。二週間目に私のストレスが限界値に達し、また、その頃から何がなんだか分からなかった韓国語が、感覚で分かるようになって来た。それまで出てこなかった言葉が、頭を介さずに口をついて出てくるようになった。昔英語学習の広告で見た、『言葉が溢れてくる』ってこういうことか、と実感した。

国際結婚において、最も大きなハードルの一つは、言語だと思う。言語は私たちの思考に直接的に関与してくるものだ。だから、言語が原因となるストレス、問題は思考に直結し、心に強いストレスを与え、国際結婚をする人が誰しも通過する高いハードルだと思う。

だが一方で、新しい言語を習得し、その言語の中で生きるということは、私たちの思考を、心を豊かに広げる大きなチャンスでもある。日本語で直接表現できないことが、韓国語なら表現できるからだ。

自分の心を直接的に表現することができるのは、幸せなことだ。心をそのまま言葉にすると、その瞬間、自分の心が解放される。これは実際経験をした人でないと分からないと思う。私自身、国際結婚をするまでは考えもしなかったことだけれど、国際結婚をして、新しい言語環境で生きながら、私はそのように悟った。

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