結婚をしたは良いものの、夫が激変した、妻が変わってしまったといって、離婚をする夫婦は増えて来ています。
2015年の厚生労働省のデータでは、日本での離婚は3組に1組の割合で離婚しています。
特に国際結婚の場合の、離婚者は40%になります。
詳しい離婚の理由については、別の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
2013年の旅行口コミサイトトリップアドバイザーのデータを参考にさせていただきました。。
http://tg.tripadvisor.jp/love/
離婚率の高い国ベスト5
順位 | 国名 |
1位 | ベルギー |
2位 | スペイン |
3位 | ハンガリー |
4位 | フランス |
5位 | オーストリア |
1位のベルギーの離婚率はなんと70.7%です。
2位のスペインの離婚率は64.7%です。
3位のハンガリーの離婚率は63.9%です。
4位のフランスの離婚率は54%です。
5位のオーストリアの離婚率は49%です。
上記のデータを考察すると、ヨーロッパの完全勝利になります(笑)。先進国で経済的に余裕のある国が離婚率が高いことが伺えます。女性の経済力が豊かな程、離婚になります。
そもそも経済発展を遂げている国は、結婚数自体が少ないです。反対に経済発展を遂げていない、貧しい国は、結婚数も多く、離婚率も低い傾向にあります。
これは、経済力のない女性は結婚せざるを得ないということと、離婚を選択しずらいということが分かります。
さて、日本のランキングはというと、12位です。
ランキングとしては中途半端な位置になってしまいました(笑)。
離婚率で言うと約30%になるので、多い方です。
昔はもっと少ない数字でしたが、女性の社会進出が増えた事により、離婚が増加してきましたからね。
離婚率の低い国ベスト5
順位 | 国名 |
1位 | メキシコ |
2位 | エジプト |
3位 | トルコ |
4位 | 中国 |
5位 | ギリシャ |
1位のメキシコの離婚率は15.4%です。
2位のエジプトの離婚率は17.2%です。
3位のトルコの離婚率は20%です。
4位の中国の離婚率は21%です。
5位のギリシャの離婚率は22.6%です。
上記のデータでは、エジプトとメキシコが10%代の離婚率となっています。
メキシコとエジプトの離婚率が低い理由
メキシコは離婚率も低いですが、結婚率も低いのです。メキシコでは、女性が妊娠して、子供を産もうとしても男性側が結婚してくれないことが多いのです。
従って、シングルマザーが多いのが、メキシコなのです。
メキシコでは、まだまだ男性の社会的地位が高く、女性は低い立場にいる状態なので、離婚してしまっては、生活出来なくなってしまうのです。
エジプトは、結婚数が多い国で、男性は4人まで女性と結婚する事が出来るのです。それはイスラム教のコーランに記載されております。男性としては何とも羨ましい制度なのでしょうか。
ただし、複数の妻と一緒に過ごすのは大変です。男性は妻の了承を得る事なく、新しい妻と結婚する事が出来ます。
女性側の結婚の理由は経済的に裕福になるからです。離婚しない理由は、エジプトでは、離婚すると子供の親権が父親にいくからです。親権を譲ってまで、離婚したい母はなかなかいないです。
まとめ
離婚率が高い国はベルギーなどの経済発展を既に遂げた国です。
離婚率が低い国はメキシコなどの経済的に恵まれていない国です。
ただし、離婚率が低いからと言っても、幸せな結婚生活を送っているかというと、それはまた別問題だったりします。
主に経済的な理由から離婚したくても出来ないのです。
特にヨーロッパは社会保障が充実しているため、離婚率が高くなっています。
先進国は年々、結婚しない人が増えているため、出生率はどんどん悪くなっています。
今後、出生率はどんどん下がることでしょう。