国際結婚で、悩む人が多いであろう、「氏」。私も非常に悩みました。ネットで経験者たちのご意見を見てますます悩み、決断できず。結局、婚姻届を提出する際には氏姓変更届は提出せず、6ヶ月間悩むことに。結果的には、旦那の氏姓を名乗ることとなるのですが、同じ境遇の方々にその複雑な流れを読んでいただき、参考にしていただければと思います。

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婚姻届提出前

日本人国籍同士の結婚には、婚姻届を1枚記入し、市役所で提出すればOKです。しかし外国籍の方と婚姻を結ぶ際には、相手国によって必要書類も様々です。また市役所によっても必要とする書類が変わってくるので、事前に提出先の市役所に連絡を入れ、何が必要か必ず確認をすることをお薦めします。

と言うものの、インターネット上の情報を鵜呑みにして、勝手に書類を揃え、提出予定日前日に確認の意味で市役所に電話連絡をしたところ、なんと書類が足りないではないか!何が足りないかって、旦那「本人」が必要でした。彼なしで私だけで処理をしようと思ったのに・・・。

市役所閉館の時間帯に提出する際には、よく守衛さんに提出すると聞きますが、国際結婚の場合外国籍者本人とパスポート等で本人確認作業をせねばならず、その作業は守衛さんには認められていないようです。結局、婚姻届提出は先延ばしとなりました。

必要書類(イギリス人の場合)

電話で必要書類を確認した際、必要となるものを教えてもらいました。

・婚姻届

・婚姻証明書(原本と翻訳)※市役所によっては、公的機関が行った翻訳を要求する場合もあるそうです。私の場合、提出先市役所に確認を取り、私本人が行いました。

・パスポート(原本と翻訳)※こちらも私が行いました。市役所の方にフォームをもらい、それに則って記入しました。

・在留カード(?)(身分を示すものすべて持参するといいと思います。)

・旦那の日本の住民票

私の戸籍謄本や住民票本籍地のある市の市役所で手続きだったので不要でした。)

氏姓変更届(氏姓を旦那のものにする場合。今回は保留)

婚姻証明書に関して

この日に提出することを計画して婚姻証明書も来日する前に旦那がイギリスで取得していたのですが、結局先延ばしにすることとなったため、有効期限が失効してしまいました。再度、新幹線に乗って、東京のイギリス大使館まで足を運び、取得しました。後日郵送で送られてくるという形だったと記憶しています。お金もかかるし、本当にもったいないことをしました。

氏変更手続き

結局3ヵ月後に再度出直すことに。前回の市役所の方との電話で、「来られる日が決まったら電話で教えてください。」と言われていたので、2日前に電話連絡。あちらもいろいろと準備(心構え?)が必要な様で。そして、いよいよ当日!しかし、結局このときも氏姓をどうするか決断できず、とりあえず提出はしませんでした。

氏姓変更届けなしで婚姻届を提出する際、それが受理されてから6ヶ月以内であれば、同じ市役所で「氏」を旦那のものに変更することが出来ます。氏姓変更届を提出すればいいのです。しかしその期間が過ぎた後に「やっぱり旦那の苗字にするわ!」となっても、市役所では受け付けてくれません。どこに行って申請するかと言うと、家庭裁判所になります。また、一度旦那の氏に変更してしまうと、「やっぱり旧姓に戻るわ!」となっても家庭際場所で手続きをしなければなりません。

旧姓をミドルネームとして公式的に登録するにも、家庭裁判所で申請をせねばなりません。私は、家庭裁判所に電話で問い合わせたとき、あまりにも無碍に対応をされ、それがショックで、できるだけこちらにはお世話になりたくないなと思ってしまいました。

6ヶ月の猶予はあるし、とりあえず旧姓ですごしてみることに。

そして・・・結局のところ、覚悟を決め氏姓変更届を出すことにしました。決め手は、苗字の一致は家族になった気持ちを深めてくれるし、将来子供と同じ姓を名乗りたいから。でも正直気持ちは五分五分でした。

氏名変更後

まず、婚姻届を出した市役所へ行って、氏姓変更届を提出。あっけなく手続き修了。でも、戸籍に反映されるまでは1週間ほどかかると言われました。つまり、公的な証明は1週間たたないと手に入らない=銀行で名前の変更ができない。

とにかく1週間待って、公的書類を手にいれ、ここからは一気に手持ちのものの名前を変えました。

・運転免許証

・保険証

・銀行(旧姓印)3件(でも1つは旧姓にしておいてもいいかも)

・クレジットカード(事前に氏姓変更用紙は取り寄せておくべき)

・インフラ、携帯

・任意保険

私が一番てこずったのは、ハローワーク(登録氏名と受給銀行名が一致している)。ちょうど年金を受給していて、月に1度口座にお金が払い込まれていました。登録していた銀行の名義とハローワークで登録をしている名義が必ず一致しなければなりません。行ったりきたりで大変な思いをしました。

新姓で苦労したこと

仕事場

外国姓名で苦労することは、電話で見ず知らずの人とのやり取り。名前を名乗っても全く通じません。入社して数ヵ月後に、職場のルールとして旧姓を使用登録してもOKと言うことを知りましたが、それも面倒なので活用せず。どこかの予約等は旧姓をうまく使い分けています。

英検

実力をはかるために受験申込みをした際、氏名の申込み登録は漢字のみ。後日受験票が届いてみると、漢字の下にローマ字表記があるが、ヘボン表記でした。(たとえば、Thomasって名前なのに、トーマス⇒Tomasuみたいな)合格証書の名前表記ももちろんヘボン式のままなので、もし海外で証明か何かで必要になっても、名義不一致になってしまうでしょう。ちなみに、英検に関しては、受験日にパスポートで確認してもらって、ローマ字表記の部分を変更してくれるそうです。パスポートのみ有効であると何かで読みました。

パスポート

私は、2年後のパスポート更新まで氏姓変更をするつもりはなかったので、結局英検はヘボン表記のまま。もしパスポートの変更申請をすると約6,000円します。(しかしこの後、仕事で海外出張に行くことになったので、会社がこの申請料を負担してくれることがわかりました。ちなみに、氏姓変更は簡単な処理ですがパスポートナンバーは変更されるそうです。)

新姓で良かった事

「かっこいい」、今のところはそれくらいでしょうか(笑)。どこでも名前を見られるとすぐに注目されてしまうので、悪いことはできないなと、気が引き締まる思いです。うまく旧姓と使い分けて、新姓になれていきたいと思います。

(神奈川在住 28歳女性 やっぱりイギリス紳士)さんより