「国際結婚したら国籍はどうする?どうなる?」

国際結婚したら、絶対この疑問がわきますよね!周りもやたらと聞いてくるし・・・でも正直言ってどうなの?

結婚しただけじゃ国籍は変わりません

実は外国人と結婚しただけじゃ国籍は変わりません。日本は二重国籍を認めていないので、どこかの国籍になる=日本国籍を放棄する、ということで日本国籍放棄の手続きが必要です。それ以前に、相手国の国籍を得られる条件を(在留年数等)満たさない限りは国籍を変更することすらできません。国籍を変更できないと言うことは、さすがに無国籍になるわけにもいかないので日本国籍のままです。

したがって、国際結婚したってあなたは日本国籍です。

どこに住むかが重要

とにかく可能なら国籍を変えたいよ!と考えているあなた。まず、結婚後はどこを生活拠点にするか考えていますか?特に日本国外に出る予定がない人は、国籍を変える必要が全くありません。もし国籍を日本以外のどこかにしたところで、日本に住んで日本の名前を使っていても外国人です。在留許可も要りますし在留カード携帯必須です。日本の福祉もありません。当然ながら何をするにも外国人枠で扱われてしまいます。

もし日本以外の国に移り住んで、日本にももう帰らないだろうと言う人は、国籍変更を考えてもいいと思います。ただ、現地の市民権や・永住権の取得と言う方法も頭にいれて置いてください。
それだけ、国籍の変更とは重要な決断なのです。自身で放棄した日本国籍の再取得は難しくなり、後戻りはほぼできないといっていいでしょう。

結婚相手の国籍はどうなる?

じゃあ結婚相手の外国人は日本人になれるのかと言うと、これもすぐにはなれません。帰化申請には5年以上の在留資格に沿った適法な在留が第一条件です。先にも述べたとおり、日本は二重国籍を認めていませんから、相手の国籍を放棄して日本の国籍を選択する必要があります。更に膨大な申請書類と在留許可以上に慎重な審査が待っています。

相手がもう祖国に帰ることはないだろうと言うのなら帰化もありでしょう。ただ、そういうケースはまれで、殆どの外国人は永住権を取得するだけにとどまります。
つまり、国際結婚したところで夫婦ともに国籍がどうにかなるということはないのです。

先進国の国籍に憧れる?

例えば先進国の国籍を持つ人と結婚した、もしくは結婚したいあなた。気持ちはわかります。国籍変更の条件を満たしたとしても、よく考えてみて下さい。結婚したばかりのときは縁起でもないと思うでしょうが、「万が一別れてしまったとき」です。その国にそのまま根を張れますか?どうしようもなくなって日本に帰りたくなるかもしれません。そんな時、日本国籍が最後の砦となってあなたを助けてくれます。

国籍とは、簡単なものじゃないのです。人生を左右するような決断なのです。