台湾人の女性と交際し、国際結婚直前で破談になってしまった経験を持つ(大阪府在住の男性 hiro)さんより、その時の体験談をお話していただきましたので、ご紹介させていただきます。

台湾 国際結婚破談

台湾に長期出張で行くことになり、日本と台湾の二重生活をしていました。大体3週間台湾にいて、日本には土日だけ帰り、また月曜には台湾という生活が続きました。

彼女は仕事での通訳をしてくれる女性でした。明るい女性で、仕事以外にも日本人に興味を持っていろいろと聞いてくれて、すぐに打ち解けました。もう一人台湾の男性と仲良くなり、よく3人で食事をしたり、台湾観光に連れて行ってもらったりしました。

仕事でも3人で作業することが多く、彼女のおかげで言葉の橋渡しがスムーズで、仕事は3人の連携がうまく行き捗りました。最初はもしかすると2人は付き合っているのかな?と思い2人に聞いてみましたが、派遣されている会社が同じで昔から仲がいいだけだと言われました。それに男性には付き合っている人がいて、彼女とも知り合いだそうです。

それを聞いて、なぜかホッとしている自分に気付きました。それからは少しずつ彼女のことを意識し始めたのかもしれません。本当は男性に相談したい気持ちだったのですが、彼女を通さないと言葉がわからないので相談出来ません。台湾の人の中で公私とも一番分かりあえているはずの男性なのに、彼女がいないとコミュニケーション出来ないことに少しもどかしさを感じました。

でも男性はなんとなく僕の彼女への好意に気づいていたようです。最初は3人で一緒に帰っていましたが、たまに用があるからと気を効かせてくれるようになっていました。彼女が気づいていたのかはわかりませんが、その時には僕と2人で食事に行ってくれました。

2人で会うとそれまでとは違う自分の日本でのことを話しました。自分の家族のこととか、普段どういうことをするのが好きだとか、将来はどういう仕事をしていきたいとか・・。彼女もそれを聞いて自分の将来の夢なども話してくれるようになり、距離が一気に縮まったような気がしました。

ある日、2人で帰っているとき、僕は意を決して彼女に告白しました。彼女は少し考えていましたが、OKをくれました。その後は仕事帰りも週末も一緒にいることが多くなりました。彼女との交際は続いていきました。

台湾の滞在がさらに1年のびると決まり、まだまだ台湾での仕事を続けることになりました。彼女は大学生時代に日本に留学していたことがあり、いずれは日本で働きたいという夢を持っていることも知っていました。僕は彼女にプロポーズすることを決めました。

そしてある日食事のお店に誘い、食事が終わると婚約指輪を彼女に渡し「日本で一緒にずっと暮らしてほしい」とプロポーズしました。彼女はその場でOKをくれました。

それからは彼女の母親に挨拶をしに行きました。彼女を1人で育ててきた母上は、日本人の僕との結婚でも喜んで祝福してくれました。彼女は「台湾にもいっぱい帰ってくるから」と話すと「いいよ、日本で頑張りなさい」と言っておられました。

台北

半年ほど経ち、式の準備を始めようとしていたある日、彼女から電話がありました。彼女の母上がマンションの階段から落ち、病院で手術しているという連絡でした。

病院で不安がる彼女と一緒に手術が無事終わることを祈っていると、手術した医師が彼女に何かを話しています。診察室に来て話しをしたいそうです。僕も彼女の側にいてあげました。医師が何を話しているのかはわかりませんでしたが、彼女の表情がどんどん暗くなるのを見て尋常では無いことがわかりました。その場は震えている彼女を支えることしか出来ませんでした。

改めて彼女から説明を受けました。母上は階段から落ちたときに脊椎の神経を損傷してしまい、右半身麻痺になってしまったそうです。母上が目覚めた時、彼女は最初そのことを隠していましたが、医師の勧めによりその翌日に母上に事実を報告しました。

そして彼女は僕に「今後は母の側にいてずっと母を介護していきます」と言い「結婚出来なくてごめんなさい」と言われました。僕は彼女の言葉を受け入れるしかありませんでした。彼女の母親からもその後「本当にごめんなさい」と言われました。僕は「これからは娘さんがいっぱい親孝行してくれますよ」と伝えました。

そして半年後日本に帰ることになり、彼女とはそこで本当に別れることになりました。日本と台湾の距離と、日本に来られなくなった彼女との距離を痛感しました。

その後彼女とは会っていません。でもきっと親孝行できているんだろうなとたまにふと思い出したりします。

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