インド人と国際結婚

 

インドとの出会い

学生時代、私はアヴリル・ラヴィーンなどの洋楽が好きで、英語に興味を持ち、外国語大学に進学しました。大学生の時に、短期留学としてニュージーランドに2ヶ月ホームステイし、現地の大学に通っていました。

留学先では、世界の色々な国の人と、同じクラスで授業を受けていました。中国、韓国、カナダ、サウジアラビア、カタール、インドなど、初めて出会う国の人と話すのは視野が広がり、とても良い刺激になりました。

同じクラスだったインド人は、既婚者だったので、興味はありませんでしたが、少し色黒でホリが深く、まつ毛が長い横顔に魅かれ、私の好きなタイプはこんな感じの人だと実感しました。

帰国後、インド映画「きっと、うまくいく」が公開されました。号泣してしまい、他のインド映画も見てみようと、レンタルショップに何度も足を運びました。

インドは宗教的に、あまり奔放な自由恋愛が推奨されていないため、インド映画ではキスシーンすらほとんど出てきません。過激なシーンが多い画に慣れていた私にとって、何だか純情で一途に思え、好印象でした。

そのかわりに、歌とダンスで恋愛模様を描いていて、映画の途中で突然踊り出すのが面白く、インドにハマりました。キレキレのダンスに憧れ、社会人になってからは、趣味としてベリーダンス教室に通いだしました。

しかし、特に英語は関係のない、一般企業に就職したので、ごく平凡な毎日を送っていました。そんな時に彼氏と別れ、相手を探している時、大学時代の友達から「Tinderってアプリ知ってる?」と言われました。

なんと、友達はこのアプリで出会ったイギリス人とご飯に行ったそうで、写真を見せてもらうと、ホリが深くて、とてもカッコよく見えました。

インド人と国際結婚

 

インド人と出会うまで

インドに対して憧れはあったものの、なかなか日常生活でインド人と出会うチャンスはなく、インドカレー屋さんに行った際にイケメン店員さんとお話しするぐらいでした。

友達に教えてもらったアプリ「Tinder」をインストールしてみたところ、GPS機能によって、自分の半径何km以内にいるTinderを利用している人が表示されました。

Tinderは、アメリカ生まれのアプリだそうで、登録しているのは、日本人より外国人の方が多かったです。Facebookとの連動機能もあるので、プロフィール写真が表示され、いいなと思ったら「Like」、ないなと思ったら「Nope」を押し、お互いにLikeを押せば、マッチングが成立して、メッセージ交換ができるようになります。

始めて1週間で、12人とマッチングし、うち10人は日本在住の外国人でした。マッチングした中には、イギリス人の英会話の先生や、アメリカ人とのハーフの大学生、同じ小学校だった日本人、そして今の彼氏であるエンジニアのインド人も含まれていました。

その人の内面を知るために、最低1ヶ月は会話を続けようと思っていましたが、1ヶ月以上会話が続いた人は、12人中2人だけでした。ちなみにその2人とは、同じ小学校だった人と、今彼のインド人です。

ラインに移行し、さらに3週間ほど毎日会話を続けましたが、途中で同じ小学校だった人からの返事は途切れてしまいました。約2か月も毎日やり取りをしていたので、ある程度の内面が分かり、会ってみたいなと思いました。

インド人と国際結婚

 

インド人と初めて会った日

Tinderの良い所は、GPS機能により、確実に会える距離の人とマッチングできる事です。インド人と私も、結構近所に住んでいて、会える距離でした。

彼はインドの大学を卒業後、日本の企業に就職していました。エンジニアという事と、住んでいる場所(寮)から、なんとなく勤め先も分かっていて、身元がしっかりしていた所も安心でした。

基本的に本名で登録するFacebookを知れていたので、嘘ではないと思えたのも大きかったです。お互いの家の近くに、繁華街があり、4DXの映画が見れる映画館があったので、お茶でもしてから、映画を見ようという話になり、初めて会う事になりました。

繁華街の駅の改札出口で待ち合わせをしたのですが、遠くからでもすぐ分かりました。第一印象は、「私より小顔だ…」で、思っていたより背が高く、脚が長かったです。

ただ、お洒落してきたつもりなのか、イマイチな配色のチェックシャツ×ジーンズの組み合わせが、オタクファッションぽくてセンスないな、と思いました。

会社で日本語の講座があり、現在も勉強中との事で、英語と日本語交じりで会話をしていました。ルー大柴さんのような感じです(笑)

アクション映画を4DXで見たので、テンションが上がり、感想を言い合ったりして、1回目のデートとしてはまずまずでした。2回目に会う約束をして、その日は解散しました。

インド人と国際結婚

 

2回目のデートから付き合うまで

1回目のデートが終わり、2回目のデートではハイキングとしてロープウェイで山に登りました。ロープウェイは2人っきりで乗車しましたが、一緒に高いところに行くとドキドキして好きになるという「吊り橋効果」を感じることはなかったです(笑)山道を歩く時に、1回手をつないで支えてくれましたが、それ以上はありませんでした。

3回目のデートではハーブ園に行き、インド料理でよく使うハーブやスパイスについて教えてもらいました。パクチーの事を、インドではコリアンダーと言うそうです。

夜ご飯では、初めてパキスタン料理屋さんに行きました。店員さんとヒンディー語で話す彼の姿を初めて見たり、初めて食べる料理が意外と美味しかったり、と新しい文化を知る事ができて楽しかったです。

4回目のデートではお城巡りに行きました。この日はかなり暑く、彼の服装はTシャツ×ジーンズでした。ブルーのグラデーションの柄のTシャツで、私好みでした。元々脚が長い事もあり、何だか急にお洒落でカッコよく見えてきました。
服装って大事なんだな、と思いました。

5回目のデートで遊園地に行きました。ここまで、お互いに土日が休みだったので、毎週土日のどちらかに会う感じで、毎日ラインでも連絡を取り合っていました。

ネットで、外国人との交際の始まり方について調べたところ、日本のように「付き合ってください」と言ってからお付き合いが始まるのではなく、お試し期間として、恋人のように過ごしてから、付き合うかどうか決める事が多いようです。

なんとなく、彼は私の事を好きなのではないか、と伝わってきていたし、私も彼が気になりだしていたので、5回目のデートの帰り道、「今の私たちの関係は友達?それとも恋人?」と思い切って聞いてみました。すると「君が望むなら恋人になろう」と、とても受け身な姿勢の答えが返ってきました。

当時私は26歳、インド人は25歳でした。周りで結婚した子も2~3人いて、私自身も28か29、絶対30歳までには結婚したいと思っていました。

彼に「恋愛の先には結婚があると思っているんだけど、結婚は何歳ぐらいでしたいと思ってるの?」とも聞いてみた所、「27~28歳ぐらいかな…」と言っていました。

「いつかは結婚したいという気持ちがある」と確認できた事と、彼は日本の会社に就職しているので、会社を辞めない限りは日本にいる、という将来性を見て、恋人になる事を望み、お付き合いが始まりました。