フランス人男性と日本人女性の離婚率

フランス人と日本人カップルの離婚率は高いと言われていることが多いです。これからフランス人との結婚を夢見ている方、将来フランス人との結婚を視野に入れている方は特に知っておいた方がいい離婚率についてチェックしていきます。

あるようでない、日仏カップルの正確な離婚率

フランスにおける国際結婚の割合は2014年度で14%、在仏日本大使館に毎年提出される、婚姻届は平均して200件程度あると言われています。一方、離婚届の受理件数は30件~40件未満です。フランス人との結婚は、いわゆる日本に多い「法律婚」と、簡単な手続きで済む共同生活の「PACS」スタイルが存在するため、正確なデータを取るのが難しいのが現状です。また、日本での、フランス人との離婚届数は公開されていないため、さらにデータ収集は困難となります。巷では、日仏カップルの離婚率は80%~90%と言われていることもあります。どれも、正確ではありませんが、日本人同士の離婚率は35%程度に比べて、国際結婚の離婚率は平均40%程度ですので、日本人同士の結婚と比較してしまうと、どうしても割合が高くなる、というのは確かです。

 

どうして離婚に至るのか?

フランス人男性と日本人女性の離婚率2

第一の理由は、”価値観の違い”です。ライフスタイルも違えば、考え方も違ってくるのが最大の理由です。フランス人男性は、女性は家に入って家事だけをする、という考えがありません。女性も男性と同じように外で働いて収入を得てほしいと考えるフランス人男性がほとんどです。日本人女性で、結婚したら働かずに専業主婦をする気持ちが強い人はまず、性格的に合わないのです。

 

次に、経済的な理由も挙げられます。主に、フランス人男性が日本で暮らす場合、仕事のジャンルが狭く、就労にも苦労するパターンが多くみられます。仕事をうまく見つけられずに途方にくれてしまうフランス人男性も存在し、経済的な理由から離婚に至るケースも少なくはありません。十分な収入を得られずに、日本人女性との関係が悪化していくこともあるのです。

 

フランス人男性と結婚する前に想定しておくべきこと

フランス人男性と日本人女性の離婚率

結婚前は、誰でも舞い上がってしまって、細かいことや見たくないものまで気が付くことができていないこともあります。特に、フランス人男性との結婚が決まったら、ただでさえ周りから羨ましがられて本来気が付くべき問題が隠れてしまうこともあります。自分が、一人の男性と結婚するにあたって、国際結婚というものが、他の枠にはまらないということを覚悟しておきましょう。

 

日本人同士の友人が結婚をして、女性が専業主婦になった場合、その状況を羨ましがるのはフランス人男性との国際結婚においては程遠いスタイルと思っておいた方が良いです。また、結婚後も日本で住む予定の場合は、自分の心配より、フランス人男性の仕事の心配をすることのほうが多いでしょう。外国人向けの求人はとても少なく、仕事も限られています。夫となる彼が、思い通りの人生を日本で過ごせるか、ストレスになっていないか、かなり細かいところまで気を遣う必要があります。

 

一方で、自分が妻としてフランスに渡航する場合は、フランスで仕事を探さなくてはいけません。言葉の壁、文化の壁、夫の両親との関係、治安に対する不安などが一気に降りかかってきます。結婚をする前に、ある程度の覚悟を決めておかないと大変になるというのはざっと挙げるだけでもかなりたくさんあります。大切なことは、他のカップルと自分たちを比べてはいけない、ということです。大変な時は、一度冷静になって、結婚すると決めたその時の気持ちを思い出してみましょう

 

フランス人と付き合っていた頃は、出会ってから3年近く経っていたので、将来に対しての不安は特にありませんでした。しかし、結婚を意識した途端、お互いのライフスタイルの違いや、日仏カップルの離婚率の高さなどに不安を感じてしまったことがありました。「私たちは大丈夫」と言い聞かせても、それは離婚を決意したすべてのカップルが結婚した時は、離婚することなど考えていなかったはずなどとオロオロしたしまったこともありました。

 

もしかしたら、今の自分が幸せ過ぎて、大事なことを見落としていないか、自分の覚悟は本当にあるのかと、一時的に神経質になっていた時期もあります。フランス人の彼が、この先どうやって日本で生きていくのか、ということにも不安を感じていました。本当にやりたいことを、果たして彼がここで実現できるのか、家族や友人をフランスに残して私との結婚のために日本に移り住んでもらった申し訳なさ、というのもありました。

 

そんなことを考えれば考えるほど、なんだかすごく大きな決断をしてしまったように感じ、恐ろしくなってしまったのです。何より、国際結婚の準備は、自分たちだけで進めると、とてつもなく面倒で、億劫でした。仕事で疲れて帰ってきて、お互いの婚姻届けや出生証明書を翻訳したりする作業がしばらく続き、小さなケンカも頻繁にするようになっていきました。

 

今考えてみると、結婚に対して構え過ぎて、周りの情報に惑わされて本来信じるべきものが見失われていたのです。ありとあらゆる面倒くさい手順を踏んで、私たちは晴れて夫婦になれたのです。フランス人の夫も、はじめはなかなか仕事が見つからなくて大変でしたが、諦めずに進んでいけば自分なりの答えを見つけることができました。確かに、国際結婚の離婚率は、同じ国籍同士のカップルが結婚するよりは高い割合となっています。でも、その数字だけに惑わされて不安になるのは、間違っています。

 

自分がフランス人の男性のどこを好きで、何を信じて結婚するのかをちゃんと考えることが重要なのです。結婚をする前に、価値観の違いや経済的な状況をきちんと踏まえたうえで婚姻届けを出せば、離婚率の高さを少しは下げられるのではないでしょうか。どっちにしろ、国際結婚は一筋縄では済みません。どれも自分たちに与えられた本物のカップルへの試練と思って受けて立つ!くらいの度胸でいれば乗り越えられますよ!ビッグな愛には障害がつきものです。なんといっても、アムールの国フランスなのですから!