アメリカ人男性のアピールの仕方と聞くと、バラの花を抱えて颯爽と登場してくるような派手なイメージがありますが、実際のところどうなのでしょう。アメリカ人男性と付き合っていたときの体験談をご紹介致します。

アピールなの?勘違いなの?

アメリカ人男性のアピールの仕方

私が20代になって、アルバイトを始めてみたり、お酒を飲むようになったりしたころ、アメリカ人の男性と出会う機会がありました。当時、日本人男性との恋愛もよく知らずに、恋が始まっては壊れ、また始まってはうまくいかず…恋愛の難しさを知り始めたころでした。高校時代とは全く違う大学生活で、急に世界が開けたような気がしていた時期でもありました。当時27歳のアメリカ人の男性は、アメリカから日本に来て、ビジネスを始めたばかりで、当時の私には彼がとても大人に見えました。彼の、異国で開業という行動力にもいまいちピンとこないまま、勢いがあるのはやっぱりアメリカ人らしいな~などと感じている程度でした。

 

何度か顔を合わせる機会があり、外国の方とお話しするのも初めてだった私は、今まで学校で習ってきたような単語をひたすら並べてコミュニケーションを取るレベルでした。彼はめんどくさがる様子もなく、私がわかりやすそうな簡単な単語を選び、時にはジェスチャーを交えてなんとか会話をサポートしてくれました。ある時、彼と二人でテラスに出て、外を眺めながら、肩を並べて会話していた時に隣の彼から香ってくる、いかにも外国人らしい匂いに、うっとりしてしまうことがありました。

 

「すごくいい匂いがするのね。」と言うと、片言の日本語で「アリガト。」と答えてくれました。その時の顔が、とても優しくて、自然で、うっかりしていたら惚れてしまうな、と感じたのを覚えています。免疫のなかった私は、免疫がないなりに、特に外国の男性とは、自分だけ先走って勘違いをしてはいけないと強く思っていました。アメリカ人男性からの優しい眼差しを受けても、これは彼らの国では自然なコミュニケーションの一部であって、決して自分を好きだからではないと自分の心に言い聞かせていました。

 

ある時は、仲良く話しをしていてごくごくサラッとボディータッチをしてくることがありました。やはり日本では、異性からボディータッチをされる機会が少ないので私はちょっと驚いていると、「ハハハ!そっか、日本人はあまりボディータッチをしないんだよね。」と、笑っていました。「女性ならまだ大丈夫だけど、男性に触れられるのは少し苦手かも。」と伝えると、残念そうに「気を付けるよ。」と言ってくれました。内心、私は彼に触られるのは嫌ではなかったのですが、やはり勘違いが暴走したくない思いがいっぱいで、つい突き放してしまったのです。

 

何度か会った後、私の連絡先を彼が聞いてきました。あくまで友達として、だと思っていたのですが、その日の夜に初めてきたメールで「今度二人でどこかに行かない?」とありました。いくら鈍感な人でも、これは気のある証拠だと感じるはずです。あくまで友達同士という関係だと思っていましたが、これは脈ありかな、と感じるようになりました。

 

初めてのデートで…

彼から誘われて初めて二人だけで外出したときは、ゆっくりお互いの話ができるような緑の多い公園を選びました。初夏の気持ちがいい時期だったので、ピクニック気分でそれだけで十分楽しく感じました。楽しければ楽しいほど、「これは友達としてなのか?私に気があるのか?」いちいち判断をかけながら慎重に行動していたところもあります。夕暮れ時の、いかにもロマンチックなタイミングで彼が小さな包みを出してきました。プレゼントです。

 

「キミは僕のことどう思っているかわからないけれど、僕は君のこと好きだよ。」と言って、街で見かけたという小さなブレスレットをくれました。

 

日本人女性にとって、外国人男性はどうしても「遊び人」だとか「弄ばれておしまい」というような偏見やイメージがあります。でも、その瞬間の彼の行動はとてもまっすぐで、信じることができました。言葉の壁や、文化の違いなどの隔たりを取っ払って、彼に素直に「私も好きです。」と伝えました。

 

なんでもない日が特別な日

アメリカ人男性のアピールの仕方

お互いに気持ちを伝え合った後からは、彼から頻繁にメールが来るようになりました。会えない日は「おはよう」から「おやすみ」までマメに連絡が来るようになりました。会う度、とまではいきませんが記念日でもなんでもない日でも小さなプレゼントをもらうことが多かったです。彼の家に遊びに行くと、バスルームに大きなキャンドルが飾られていて、ロマンチックムードが演出されていることもありました。「好きだよ。」の気持ちが言葉だけでなくアピールをしてくれることが、嬉しくて、アメリカ人の彼との甘いお付き合いにどっぷりハマっていきました。20代前半で、うっとりしてしまうような甘い恋を経験できて、今でも彼には感謝しています。

 

アメリカ人男性のアピールとは…

思い返してみれば、彼のアピールはストレートに「好き」を伝えてくれていました。大勢の中でも、真っ先に私を見つけて話しかけてきてくれたり、私のために時間を割いてくれたりすることが多かったのです。外国人に騙されてはいけないと、自分をストップする気持ちが強くて気が付かなかったのです。友達にしては「それ、誘いの言葉かな?」と思われることも、彼なりのジョークだろうとスルーしていました。溶けてしまいそうな優しい眼差しも、温かいボディータッチも、たくさん話しかけてきてくれたことも気のある証拠だったのです。

 

アメリカ人の男性は、相手を好きになって、本気になるとちょこちょこプレゼントをくれることや、デートの雰囲気を盛り上げようとサプライズを仕掛けてくれます。あまりにも初めから馴れ馴れしかったり、一方的すぎたりするのは日本人女性には難しいところもあるかもしれません。彼が本気なのかどうか、見極めるのは至難の業ですが、無理はせず、突っ走らずに自分のペースで進んでいけばいいと思っています。先入観にとらわれず、明るくてパワフルなアメリカ人男性との恋を、楽しんで下さい!