ベルギー 男性 体験談 国際結婚

 

スペイン在住の43歳の主婦です。ベルギー人の夫と二人暮らしです。この結婚は再婚で、現在結婚6年目になります。最初の結婚も国際結婚で、相手は南アフリカ共和国に住むイギリス人でした。2回の結婚を通して、南アフリカ、イギリス、タイ、ベルギーといろいろな所で暮らした経験があります。

 

生粋の江戸っ子な父の影響で外国人に興味を持ち始める

私が外国人男性に興味を持ったのは、父の影響だと思います。父が洋画が大好きで、家にいるほとんどの時間洋画を見て過ごしていました。お父さん子の私は、いつも父のそばで一緒にテレビを見ていましたが、子供心にこんなことを思っていました。画面に出てくる男の人たちは、スラっとしていて、英語をペラペラしゃべっていてなんてカッコが良いのだろう。当時私は4、5歳でした。きっかけはこんなものです。広い家や、大きな車も魅力的に見え、外国への憧れもここから始まります。

 

夫との出会いはネットです。

外国への憧れとともに成長した私です。英語も頑張り、就職も絶対海外と決めていたので、大学卒業後は南アフリカにオフィスを置く、アメリカのIT企業に就職しました。この間イギリス人の夫と結婚し、8年後に離婚をします。離婚後は再独身生活を楽しんでいましたが、5年くらいするとやはりパートナーが欲しくなりました。思いつくとすぐに行動する私は、早速Japancupid.comというサイトに登録をしました。このサイトは日本人のパートナーを探している人が多く登録しているからです。条件は、離婚経験があって子供もいる人。これは、私と同じ状況に置かれた人に私の状況を受け入れてほしかった、というのが理由です。

 

一番の相手はすぐに見つかりました。

サイトに登録後最初にコンタクトをしてきたのが今の夫です。メールでのやり取りを始めて、一度もあったことがないのにすっかり好きになってしまいました。毎回の長いメールが彼の誠実な感じと、おだやかな雰囲気を醸し出していたからです。送ってもらった写真も大きく影響しています。私は背の高い太った男性が大好きなのですが、彼のルックスはまさしく私の理想でした。しかし、当時彼はイギリスに住んでいたので、遠距離恋愛となります。お互いに3か月に1回ほどのペースで行き来をし、2年後結婚をしました。

 

結婚も離婚も大変

私たちが結婚をしたのは、南アフリカです。結婚をするには、当事者同士が独身であるという証明が必要となります。日本であれば戸籍がすべてを語ってくれますが、戸籍のシステムがないので、重婚を防ぐために必要なのです。結婚に際して必要な書類は国によって様々ですが、私たちの場合、結婚したい国において二人とも外国人なので手続きは複雑を極めました。
結婚の話をしているので余談となりますが、離婚も大変です。日本のように、合意があれば離婚届にハンコを出して提出、ではありません。南アフリカの場合協議離婚というものが存在せず、離婚をしたければ必ず弁護士を雇って裁判をしなければなりません。

 

国際結婚をしてよかったこと

その一は、世界観が変わったことです。

「日本人と外国人」でなく「あなたと私」としていろいろな国の人と付き合えるようになったことです。「外国人との結婚」というテーマでこの記事を書いていますが、今の私は「日本(人)と外国(人)」というフレームで物事を見たり、人と接したりしていません。長い海外生活と2度の国際結婚を通して身についたことです。
夫婦として生活を共にしたとき、日本人、〇人とお互いを別々の囲いに入れることはありません。あくまでもあなたと私です。これは家庭の外でも同じ。どの国でどの国から来た人に会っても、あなたと私という構えで接することが出来るようになりました。

 

その二は、もちろん語学

最初の夫はロンドン出身のイギリス人でした。英語以外に何もしゃべれませんが、彼と過ごした毎日が英語の特訓となり、私はネイティブのように話します。相手も、パートナーに自分の言葉を知ってもらうのがうれしくて、喜んで教えてくれます。ベルギー人と結婚した今はオランダ語とフランス語もある程度に話せます。

 

国際結婚をして悪かったこと

は思い当たりません。夫婦間のトラブルは国籍関係なしです。どこにでも、誰にでも起こりうることだと理解しています。

 

国際結婚の前に気を付けること

国際結婚だから特に、ということはありませんが、結婚が相手の国でどんな意味を持つのかくらいは知っていた方が良いかもしれません。特に経済的、宗教的なことは知っておいた方がよいです。夫は妻とその家族も含めて経済的な面倒をみるのが当たり前、という国もあります。改宗しないと結婚できないこともあります。
その他知っておきたいことは、楽しみとしての旅行がしずらくなることです。パートナーとの里帰りは海外旅行になるので、家族に会いに行くだけでかなりのお金と時間がかかります。これだけのお金があったら、もっと違うところに行けたのに、と思う時が来ます。
あとは、なんでも口にしなければいけないことでしょうか。言わないでわかってもらう、は通用しません。相手を愛する気持ちも、相手の嫌な所も、何でも口に出さないと通じません。何事もはっきり言いうのはキツイ、と思う人にはハードです。しかし、そんなに心配しなくてもそのうち慣れます。

国際結婚だからと構えないで。家の中に入れば一人の男性と一人の女性です。