サウジアラビア人 男性

 

私が大学生の頃、短期留学というものが学科の二年次の授業に必修として組み込まれていました。内容的にはホームステイをしながら自分が選んだ国の大学へ通い英語を学ぶというものです。

それでオーストラリア、アメリカ、カナダのナナイモ、カナダのバンクーバーが選べたのですが、私はゆったりした国で治安も良く、去年の先輩が一番多く訪れたこともあって、体験談を詳しく聞けたカナダのナナイモというところに行くことにしました。

周り同級生が仲良いグループ同士で行き先を決めている中、私は留学経験をなるべく無駄にはしたくなかったので、自分と仲良い子には甘えないように、行き場所をバラバラにすることにしました。

そのおかげで私より先に現地の大学にいた韓国人の方と特に仲良くなりました。また現地の大学では沢山留学生を受け入れており、中国人や韓国人、サウジアラビア人など色んな国の方々と交流できる大学だったので、その韓国人の方といると自然と周りに外国人の知り合いができていき、最初は人見知りで内気だった私も吹っ切れて、外国人と交流することに興味を持っていきました。

そんな中でその韓国人の方のお家に招かれたときにいたのがサウジアラビア人の彼です。日本にいるときから濃いめの顔の男性が好きだったので、すぐに彼と仲良くなりました。

彼はイスラーム教という宗教に入っていたため、男女交際というのは禁じられており、女性とお付き合いしたこともなければ二人で出かけるということもしたことがないということで、交際したときにその純粋さがとても誠実に感じられました。

サウジアラビア人の彼は何もかもレディーファーストで一緒にいるとお姫様のように扱ってくれて大事にしてもらえたり、毎日情熱的に好きだよ、ということを伝えてくれたり、日本人ではこんなこと体験できないだろうな、とても楽しみながらお付き合いをしていました。

また、サウジアラビア人の彼ですが共通語は英語、たまに母国語を教えあったりもしていたので語学力が上達したことが私にとって外国人の彼と付き合って一番良かったところだと思いました。

悪かったところは、その情熱的な部分が最初は良かったのですが時が経ってくると疲れてきてしまったところです。連絡も私が心配にならないよう毎日おはようからおやすみまで返さずともしてくれていたのですが、帰国後それが面倒くさくなり返さなくなってしまいました。

また、彼は宗教に入っていたので食に関しても合わず、彼は私が好きなところへ連れてってくれるのですが基本的に牛肉や豚肉が食べられないので見ているだけだったり、夏には断食をしなければならなかったりと可哀想な気持ちになりました。

食べることが大好きな私にとっては食べ物を共有できることって大事なことなんだなと感じました。私は宗教について何も知らずに彼とお付き合いを始めてしまったので、あらかじめ入っている宗教などもリサーチして何がダメなのか、何が良いのかということも知った上でお付き合いすることをオススメします。私の付き合っていた彼はイスラーム教だったのでもちろん体へのスキンシップも軽いもののみでした。

外国人と付き合うことが向いている人は、きっと相手に合わせることが苦にならない、良く言えば自分の知らないことや文化に触れることが楽しいと思える人です。

外国人と長く付き合っていく、さらには結婚したいと考えたら、日本人よりも外国人の方が外見が好みというだけでは絶対に長続きしません。日本でよく言われる「価値観の違いですれ違った」などよりも、もっと深い問題が生じてきます。お互いの国の文化的な違い、宗教的な違い、習慣的な違いなどをポジティブに受け入れられる人が国際結婚で成功する人なのではないかと私は思います。

(アムルさん 20代女性)より