国際カップルの子供の名付け

 

国際恋愛や国際結婚を経て生まれた子供。二つの国籍をもち二つの血と文化を併せ持つ、ハーフとかダブルとか言われる子供たちの名付けは思った以上に大変です。これから名付けをする上で気をつけたいことを、名前のカテゴリー別にまとめてみました。

 

1 パートナーの国風、もしくは在住国風の名前

「アレクサンドル」「アナスタシア」など長い名前は日本のおじいちゃんおばあちゃんなど高齢の方にとっては少し難しいかもしれませんが、「トマ」や「ニコラ」、「アリス」などは人気です。いわゆる「洋風」と言われる名前ですが、純日本人の名前も多様化洋風化している今なら、違和感はないでしょう。ひらがなやカタカナ表記にする場合以外は、まず音を決めてから漢字をあてるので、イメージにあった字をあてたりできます。

 

2 日本風の名前

あえて日本の名前をつけるのもいいでしょう。日本に住む場合は、複雑で覚えにくいといった問題もありませんし、海外に住む場合は日本人であることを知ってもらいやすく、子供本人にも日本の血を実感させることができます。
ただし注意が必要です。日本では素敵な名前も、発音しにくかったり、全く別の意味を持ってしまったりすると子供が一生嫌な思いをすることも。

例えばフランス人はHの音を基本的に発音しませんから、「ひろみ」などHを含む名前は、全く違った名前のように聞こえてしまいます。またRを含む場合も同じで、LとRを同じように発音する私たち日本人と違い、RはG音が混ざったような発音になってしまいます。そのためあえてアルファベットでの表記をLにしている場合もあります。
また辞書では見当たらなくても幼児語や俗語などで好ましくない意味を持つ音の日本名前もありますから、事前に色々な世代の人に聞いて確かめておくといいでしょう。

他には、感覚的になんとなく音がしっくりこないということもあります。もちろんこれは逆のことも言え、パートナーの国風の名前が日本人にはしっくりこないこともありますね。

 

3 両方の国に存在する名前

例えば「あんな」や「えま」、男の子だと「ゆうご」などが挙げられます。洋風名前でありながら日本でも馴染みのある名前。他の2種類に比べて選択肢が少ないですから、気に入った名前を探すのは大変ですが、どちらの国でも受け入れられやすい名前です。

大切な子供への最初のプレゼントである名前。パートナーとじっくり考えて素敵な名前をつけてあげてくださいね。

 

(フランス在住 37歳女性 jade)さんより