タイのムエタイで国際結婚の出会いは訪れた

 

外国人に惹かれた自分にビックリ

私が今の旦那と出会ったのは、タイの国技のムエタイに興味があり現地に習いに行った時です。

私が、23歳でタイ人の彼は25歳でした。彼がムエタイのコーチをしてくれたのです。

ムエタイの練習は1ヶ月の予定でした。それも、もう終わりの方に近づいてきたら彼から猛アタックされたのです。そんな事言われても・・・私はとりあえず日本に帰国しました。

それから毎日の様にラブレターが届き、終いには私を追っかけて日本まで来てしまい、大変とまどいましたが、そんな彼の熱意が伝わり私も彼の事が気になり始めました。

でも付き合うとなっても遠距離恋愛になるし、どうしようか迷っていた時に彼が日本でムエタイのトレーニングコーチとしての職を見つけ日本での生活をスタートさせたのです。

私の為に一生懸命やってくれてると思ってお付き合いする事にしました。タイ人の彼は本当に優しくて何でも私優先に考えてくれたので結婚を意識するようになりました。

結婚を意識し始めたのは出会ってから3年経った時くらいです。普通だったら、お付き合いをして結婚して家を出て行くのが順序ですが、彼氏が外国人ともなると実際、どんな暮らしをしているのか知りません。それに言葉の問題もあるので、とりあえず同棲してみる事にしました。

 

同棲は必要です

同棲すると付き合っているだけでは見えなかった部分が見えてきます。例えば、食事の習慣や金銭感覚の事です。タイ人の彼氏はとにかく辛い食事を好みました。

これを私が作るのは無理ですし、同じ食事を食べろと言うのも無理です。でも結婚するとなると私は彼の為に食事を作らなくてはいけない訳ですし、とにかく彼に習って料理を作れるように努力しました。が、それを私は辛くて食べる事が出来ません。なので別に私は自分の料理を作る事になります。つまり毎食別の料理を作る事になるので労力が2倍です。

それから一緒に暮らすと、はっきりと見えてくる金銭感覚の違いです。
タイ人はその日暮らしの傾向にあるようで、後先考えずお金を使います。貯金という概念なんてないような感じです。

自分の収入がこれしかないから、このレベルの生活しかできないという計画が立てられないのです。お金がなくなれば、お金を持っている人から借りようとする安易な考えです。タイ国は水がある所には必ず魚がいて、野菜がある国で食べ物には困らない国なのです。

食べ物に困った事がないのですから、別にお金がなくても困らないと言った風習がタイの国民性になっているようです。

食べ物がなくて苦労している日本人には理解できませんよね。それでも、私も一生懸命働いて協力して生活していけば良いと思いました。

それから、とにかく時間にルーズです。約束の時間になっても全然来ないし、明日この時間に出かけるからと言っても全然気にせず、のんびりしています。

怒ってもまったく聞きません。逆に私が時間にルーズになっても何も文句は言いません。計画を立てるのが習慣になっている日本人からしたら、まったく理解できないです。

こんな文化や習慣の違いで私は彼に怒ってばかりでした。すると彼は「どうして、いつもそんなに怒ってばかりいるの?」と言ってきました。
「悪い事をするとお母さんに怒られたでしょ!」と言っても、反応がありません。

私なりにタイの文化について調べてみたら、どうやら親も学校の先生もあまり怒らないようです。なので、怒られた事もなければ怒った事もない。
争い事が大嫌いなので、物事はなるべく穏便に済ませたいという傾向にある事がわかりました。

日本人同士だったらこんな事言わなくたって分かり合えるのに彼氏が外国人だとこんな苦労もあるのです。

でも、それが新鮮だったり新たな発見で楽しくなる事も事実です。同棲したからこそ、彼の新たな性格がわかり、より分かり合える仲になり結婚に踏み切る決断ができたのです。

 

国際結婚の決意

同棲生活を経て、結婚しようか、やめようか考える時間と機会ができたのですが、私は彼の人柄を高く評価していたので結婚に踏み切りました。

ですが、結婚したらしたで彼の態度も急変した所があります。私の収入を当てにする様になりあまり働かなくなりました。

それは日本人と結婚してもある事でしょうが、タイ人男性はそういう傾向にあるそうです。

しかも先進国の日本人女性と結婚出来た事は一つの自分のステータスになると言う事。

家族や友達に自慢でき、また周りからも羨ましいとかカッコいいと言われるのです。

それからはフェイスブックなどのSNSで日本での生活、日本人妻との生活を物凄く自慢しています。

もう本当に理解不可能な事が次から次へと起こる国際結婚生活でストレスが溜まる事は事実ですが、お互いの国の良い文化や習慣だけを取り入れた一味違う結婚生活や人生が送れる事は間違いありません。

苦難がたくさんある分、助け合って、それを乗り越えた分だけ幸せを感じられ、絆が強まり、楽しく素晴らしい人生生活を送る事が出来ると思います。