イギリス人と国際結婚された(イギリス在住 30代女性 C.T.)さんより、国際結婚するまでの苦労話を伺いましたので、ご紹介させていただきます。

30代に入ってからの婚活は本当に自分で頑張ってモチベーションを上げないと続かないところもあったんです。

お見合いしても、お相手は条件はいいものの「そちらから積極的に来てください。」というようなパターンも多かったしね。積極的に行きたいほど魅力を感じればOKなんだけど、「結婚相手としては考えられない」ことばかりだったのが難しい。

で、このままでは一生独身かも、なんて思ったんで思いきって「全世界」にターゲットを絞ってみることにしました。全世界、といっても広すぎるから一応範囲を決めましたよ。

英語を勉強していたから「英語の話せる人」「国の状態として日本とあまり変わらないこと」「宗教色の強くないところ」とかね。

「きっかけはメール」

インターネットの国際交流が目的のサイトに登録、さっそく何人かの人からアプローチがあってメール交換することになったんです。

まあね、ネットで結婚相手を探すなんてのはかなり無謀だなとは思ったのは事実。でも「どういう相手を見つけたいか」ということと「安全対策」をきちんととっていれば大丈夫かなと結構楽天的に考えてやってみたのよ。

だって今まで相談所を利用したり紹介やスポーツクラブに入会したりパーティーに参加したりといろいろあって収穫なかったんだから。ちょっと目先を変えるのっていいでしょ。

結果からいうと3年かかったけど、イギリス人の彼と結婚しました。あせったらダメだったかもね。

メール交換だけで1年・お互いの国を訪問したりして会ったり、スカイプを利用していろんなお話をするという形の交際をすること2年。

相手は英語が母国語だからいいけど、日本語は全くダメ、私は仕事で英語を使っていたから会話に不自由はなかったけどネイティブなみとはいえないというくらいの英語レベル。

一応、相手の言うことは100パーセントわかったし、こっちの言いたいこともきちんと言えるくらいかな。まずはこれが基本だと思う。

国際結婚では、どちらかの母語が共通言語だと思うけれど、「日本語」でない場合は日常会話レベルで満足していると痛い目にあいます。

結構自分では「伝わっているはず」と思ってもちょっとずれた意味で考えられていたりして大変なことも多いんですよ。基本はやっぱりイエス・ノーをしっかりと言う事かな。

でもイギリス人に関して言えば、「どうかな」とこちらの気持ちを推し量ってくれる人もいたりするから同じ英語圏でもアメリカの人よりはやりやすいかな、と思うことも。

「想像以上の壁と山」

言葉の「壁」はもちろんだけど、文化的な壁もあるのは当然。特に相手の国に住むということになると、自分だけで行動するときには甘いことだけではすまないというのが実感されるようになるんです。

夫は私と付き合うことで「踏んではいけない地雷」とか「こういう行動をすると私がパニックになる」とかはある程度理解している、と思います。

まあ夫や親戚の人以外は、私が日本人なのかオリエンタル系のイギリス人なのかいちいち確認なんかしないわけで普通に「英語が話せて当然」という態度だし。

相手の教育レベルにもよるけど、案外訛っている人も多いイギリス、「英語、しゃべってんの。」とびっくりするような場合もあるの。

もちろん相手の国のことを勉強することも大事だし。イギリスに限っていえば、教養の有無はそこでも測られるかな。シェイクスピアまでとは言わないけれど、有名な文学作品は読んでおかないと、確実に見下されます。結婚する相手の教育程度にもよるところはあるけれどね。

それくらいなら笑い話ですむけど、現在イギリスは移民の数を減らしたい意向だから、ビザの取得もそりゃあ大変。

配偶者ビザを取得するためにはいろんな書類をそろえ、英語テストを受け、なおかつ20万近くの申請料を払う必要があるから。

申請書ひとつ書くにしても「これってわざとでしょ。」と思うくらいわかりにくいホームオフィスのHPからビザの種類にあった申請書を入手して作成するんです。しかもその申請書が「十数ページ」にも渡り、質問事項もひっかけなのかどうかややこしいことこの上ない。

これ、山以外の何物でもないと思うわけ。「国際結婚するの。」ってロマンチックな気分に浸ってる場合なんかなしよ、もうひたすら夫とスカイプ・メールを使って打ち合わせしたりしました。

イギリスに来てから聞いた話では、そんなに苦労してビザをとっても空港の入国審査で拒否されて強制送還される人もいたそう。その他にも「こんなにメンドクサイのか。」っていうことでケンカが絶えなくなって、結婚自体が白紙に戻ったパターンも。

「裏技」なんて一切ありません、正攻法あるのみ。結構プライベートなことまで記入するんで、そういう意味でも「書きたくない」っていう人が出てくることもあるかな、と思います。

後はね、軽い壁みたいなもんだと思うけれど日本人は若く見られることも多いので夫と一緒に歩いていても「妻」と見られないこともあったり。

だから人によっては自分がナンパされたり夫がアプローチされたりということがあったりするんです。そういうときに2人の間できちんと話をしていないとケンカの原因になったりするので要注意。

結婚すると夫婦になるわけだけれど、最初から完璧になれるわけじゃないよね。特に国際結婚は文化的な背景も違ったりするんだから。だからお互いにいっぱい話しをします。きっと日本人同士よりも時間をかけて話すかもしれない。

相手をやり込めるんじゃなくて、相手も自分も理解しあえているか確認するためにもたくさん話をしているんです。

海山越えてやっとめぐり合った相手だからそうする価値はあると思うし、そうすることで一緒に幸せになれると思うから。私はもちろん幸せです、この人と出会えてよかったなと思ってますよ。

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