金髪白人女性

 

金髪女性が好きな理由

僕は小さいころから映画を観るのが好きで、特に洋画はほぼ毎週のようにチェックしていました。なぜかというと、その映画に登場する外国人女性が好きだったからです。

僕はブロンドの髪の白人女性が好みのタイプです。どことなくセクシーに感じるからです。豊満なボディーの持ち主であれば文句ありません。ボン、キュン、ボンの三拍子が揃えば、大満足です。

僕は大学生時代に1年休学して、アメリカに語学留学したことがあります。もちろん英語を身につけて将来に役立てることが語学留学のもっとも大きな理由の一つですよ。あわよくば、あわよくばブロンドセクシーアメリカ人と付き合えれば、なんて期待があったことは否定しませんが。

そんなこんなで、ロサンゼルスに向かった僕は、すぐに現地の女の子と親しくなりました。当然ですが、みんながみんな映画女優のようにきれいなわけではありません。でも、いるんですよ。とびっきりの女性が。

そんな僕の好みのぴったりな女性と付き合うことができたのです。その子(仮にAさんとしておきましょう)は、アメリカ人で僕と同い歳の20歳でした。アメリカの大学で経済を学んでおり、頭も良くて、もちろん美人。しいてあげるなら、若かりし頃のメグライアンといった容貌でした。彼女と出会ったのは、クラブでした。同じ語学学校の友人とクラブに入った僕は、テクノ調の音楽に合わせて踊ったり、酒を飲んだりとかなり浮かれてしまいました。その酒の力を借りて、ナンパをすることに。

 

彼女に出会った

しかし、日本人丸出しの僕を相手にしてくれる女性はなかなかいません。途方に暮れて店を出ようとしたときに声をかけてくれたのが、Aさんでした。Aさんは日本の歴史に興味があったらしく、日本人である僕に対していろいろと質問をしてきました。「織田信長はどんな人物だったのか?豊臣秀吉は?徳川家康は?」Aさんの質問にちゃんと答えられる自信はなかったのですが、高校までに学校で学んだ知識をフルに活用して、説明してあげました。彼女は僕の説明に大変満足したようでした。

そのままの勢いで、僕は友人とさよならし、Aさんとバーに向かって飲み直すことにしました。それをきっかけに何度も会うようになり、意を決して僕は彼女に告白しました。「付き合ってくれませんか?」おそらくAさんが初めて見るであろう「ジャパニーズ土下座」も披露し、必死にお願いしました。すると、彼女はオーケーしてくれたのです。

それから僕たちはたくさんデートをしました。といっても語学留学の身なので、近所の公園に行ったり、安いレストランで食事したりの繰り返しだったのですが。それでも彼女は嬉しそうでした。

 

文化の違いを痛感

金髪白人女性

 

実はAさんと付き合うようになってから、僕はカルチャーショックを受けるわけです。まず1つ目。徹底したレディファーストです。当然、言葉の意味は知っていました。でも女性を立てることを自然に行うのは、僕にとってはむずかしかったのです。あるレストランに入ったことです。店の入り口のドアを開けてそのまま中に入ろうとした僕を、Aさんは引き止めました。要は、「なんで、ドアを開けたままにして私を先に通さないの?」ということです。彼女はちょっとだけムッとしてしまいました。僕は根っからの九州男児なので、この女性をエスコートする精神をマスターするには一苦労しました。

他にも、彼女の荷物を持ってあげなければならない。タクシーに乗るときは、彼女が天井に頭をぶつけないように気をつけなければならない。などなど、本当にAさんのために僕がいるという考えのもとに行動しなければなりませんでした。まあ、繰り返していくうちに少しはスマートにエスコートできるようになったのですが。

もう1つ、カルチャーショックを受けたことがあります。それは宗教についてです。Aさんは熱心なクリスチャンでした。ことあるごとに彼女はお祈りをしていました。僕も見よう見まねで同じ仕草をすることにしていましたが、無宗教の僕にはそこまで徹底して行うことはなかなか理解することができません。その点を指摘すると、彼女は彼女で、理解できない僕を理解できないようでした。

宗教に関連して、これは僕を非常に悩ませたことですが、Aさんとは肉体関係を結べませんでした。彼女は熱心なクリスチャンであるがゆえに、婚前の性交は決して行おうとしません。タイプのブロンド美女が目の前にいるというのに、手が出せないというのは地獄でした。成人男性特有のふつふつと湧いてくる性欲を抑えるのは大変なことです。なるべく性に関することを考えながら、彼女と会っていました。繰り返しになりますが、それは至難の技でした。

もし外国人の方と付き合おうとする人がいれば、相手の考えや生活をきちんと受け止められる性格じゃないと無理だよ、とアドバイスします。自分本位の考えを押し付けて行動すると、相手を深く傷つけることになります。その点は注意が必要です。

Aさんとは日本に帰ってからも1年ほど付き合っていたのですが、遠距離の辛さに僕が耐えきれずに、結局別れてしまいました。
でも、異文化を知ったことは僕にとって何よりも貴重な財産となりました。Aさん、どうかお幸せに!