自己紹介

私は海外で暮らすミッドフォーティーのフリーランサーです。外国人とお付き合いを始めたのは十代の頃からですが、日本人とか外国人とか考えてお付き合いを始めた訳ではないのですが、振り返ると外国人率高いです。現在は何人かの外国人とデートを楽しんでいます。今回はペルシャ系アメリカ人の元旦那さんと出会ったきっかけ、交際と結婚生活についてのお話をいたします。

出会い

彼と出会ったのはアメリカの大学院在学中の寮でした。寮といっても、キャンパスの中のアパートなので、いろんなバックグラウンドの生徒、教授、スタッフが暮らしていました。当時私は23歳。渡米して間もない私は、早く友達が欲しかったので、会う人会う人、すべてと交流を深めました。そんな一人が彼でした。

クラスメートのハウスメートで、私が寮内でのアパートの引越しをする 時、テレビを運んでくれる人を探していて、快く引き受けてくれました。10歳以上も年の離れたスタジオアート専攻の彼はとても大人に見え、面倒見もよく、その後も勉強から生活面までいろいろ助けてくれました。私の周りには留学生の友人が多く、彼らにも手助けをしてくれてとても好印象でした。

彼もイランの高校を卒業した後、渡米しているので留学生としての苦労も、アメリカでの外国人としての苦労も理解してくれているようでした。出会った時はすでにアメリカ国籍を取得していたのと、アメリカ生活の方が長かったので、イラン人としての彼が見えなかったです。

東京での大学4年間でアメリカやバングラディッシュ出身の方ともお付き合いをしており、他の国籍の方ともデートをしていたのですが、イラン人に会ったこともなかったので、彼から聞くイランの歴史や話はすべて新鮮で、ワクワクしました。 後で知ったのですが、日本にはかなり多くのイラン人が暮らしているということも。

お付き合い

一概にイラン人といっても様々な民族背景があって、アーリア人が基本です。彼のおばあちゃんはトルコ人、お母さん側はクルド人の血が流れているとか。生まれながらにイスラム教徒の彼は豚肉を食べません。よって、目の前で豚肉は食べませんでした。

最初は食べたことのないペルシャ料理、トルココーヒー、中東のお茶のいれ方・飲み方など、どんどん受け入れていて、今まで慣れ親しんだ食事は二の次でした。イラン人家庭でのディナーは、お客様のお皿に次から次へと食事をよそいます。残すことは失礼なので、お腹いっぱいでも無理して食べました。小鳥のような食べ方をする女性より男性のように頬張る私を気に入ったと言ってくれました。そんな今まで触れたことのない世界が面白くって、毎日が新鮮で驚きで楽しかったです。

良いことばかりでもなく、時間に対する観念が異なり、イライラすることも多くありました。ゆっくりと時間が流れる環境で損だったようで 、慌てることも、焦ることもなく、平気で遅れるし、予定も立てにくい。一度、友人の結婚式に向かう時間なのに、庭の水やりを始めたりして、遅れそうになったことも。コンサバな文化のため、肌の見える服装や、東京では走り回っていたハイヒールもやめました 。

国際結婚

あまり、お付き合いしている方について両親に話すことのない私ですが、彼に関しては紹介しました。ただ、婚約した時、両親は猛反対。今考えれば、反対されて同然だったと思います。結婚は同じ日本で育った者同士でも苦労があるのに、ましてや予想もつかない外国の環境で育った相手とのパートナーシップは苦労は底知れず。まだ若かった私は、結婚前に悩まなかったかと言うと嘘になりますが、文化の違いとかではなく、年齢の違いが主な理由でした。

大学院卒業とほぼ同時に籍を入れ、大学院を卒業して、社会人として働き始めると、いろいろと見えてくる自分。自分の好きなもの、自分の目指すもの、自分の将来などなど。それまでは二人の将来だったのですが、自分の野心が目覚めてしまいました。入籍半年後に式をあげたのですが、その日の夜、気付いてしまいました、この結婚は間違えだったと。

壁を乗り越え

ついに年齢と文化の違いという壁にぶつかります。40を超えた彼、30前の私。彼は母国の文化を見直し(40歳になってからの私もそうですね。)、恋しく思い、最終的にはお国に戻ることを決意。お付き合いしている4年間、一度もしなかったラマダンを始めたり、イランのものを飾って家をイラン色にしたり、彼の意思を尊重はしたいけど、私は自分の将来を考えるとついてはいけない。法的結婚生活10年弱、30歳後半で終止符を打ちました。日本人の方と結婚したことがないので、比較はできないのですが、自分の国際結婚はとてもいい人生勉強になりました。

元旦那さんとの結婚・離婚の経験から、オープンマインドでいろんな文化・価値観を受け入れる方の方が良いと思いますが、流されない自分の軸を持つことはもっと大切だと感じました。自分を知るって何事にも大事ですね。

現在でも、愛に年齢なんて国境なんて関係ないと強く思います。また国際結婚をするなら、自分が求めている人生がイメージできて、それにすっぽりおさまるお相手がいたら考えようかなと思う今日この頃です。ハイヒールを履いている私が良いと言ってくれる方が良いです。

いろんなお国の方との交際は自分の世界観が広がるので、おすすめです。機会があったら是非!